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2016年07月11日[高知]

高知・須崎市の焼き鳥店とパン店がコラボ商品 地元女性コミュニティーが監修

高知・須崎市の焼き鳥店とパン店がコラボ商品 地元女性コミュニティーが監修

 高知・須崎市のベークショップ「モンブラン」(須崎市西崎6、TEL0889-42-4738)が販売する国産生鶏を使った「焼き鳥パン」が地元を中心に人気を集めている。

 焼き鳥店「鳥よし」(大間東町1、TEL0889-43-2203)とコラボした同商品。くせのないバターロールの生地に、味付けしたせせり肉をのせ焼き上げる。パンに合うようにとタレは通常より濃いめに調整し、酒との相性も良く、七味やからしなどをトッピングして食べる人もいるという。

 監修をしたのは地元の女性コミュニティー「すさき女子」。メンバーの市川さんは「最初は焼き鳥を生地で包んだり、つくねをフランクフルト状にした生地で巻いたりと試行錯誤を繰り返した。味付けはタレのみでシンプルに仕上げた」と話す。購入した女性客は「会社でおいしいと話題になっている。期待以上に鳥よしの味が出ている」という。

 すさき女子メンバーの上野さんは「遠慮せずに、何でも言い合える仲だからこそできる取り組み。6月末には葉ニンニクのソースとちりめんじゃこをトッピングした『じゃこベーゼピザ』の開発にも携わった。葉ニンニクとじゃこの塩気が相性良く、ワインにもぴったり。冷めてもおいしいので食べてほしい」と話す。

 価格は、焼き鳥パン=205円、じゃこベーゼピザ=194円。営業時間は6時〜19時。火曜定休。

(高知経済新聞)

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