創・食おいしいニュース
「みんなの経済新聞ネットワーク」が取材した全国各地のフードビジネスに関する旬なニュースをお届けします。
新宿高島屋で「美味コレクション」−「蔓餃苑」のフライドギョーザなど百貨店初続々
新宿高島屋の11階催会場で4月1日(水)より、全国からとっておきの美味を集めた「〜新しい食の発信〜春の美味コレクション」が開催される。
会場には55店舗が集結。ネットでは取り寄せのできない「たいやき わかば」のたい焼きをはじめ、「礼華(らいか)」の海鮮ちまきや「ケンズカフェ東京」のガトーショコラ、「パーラー江古田」のハード系パン、広島「ファームスズキ」のフランスと同様の方法で養殖した殻付きのカキなど同店初登場の味などが登場する。
独創的なギョーザを次々に考案し、ギョーザに関する著作も多くあり、「ギョーザの王様」といわれるミュージシャンのパラダイス山元さんが東京・荻窪で月数回だけ開く会員制のギョーザレストラン「蔓餃苑(まんぎょえん)」が百貨店初登場。新宿高島屋とのコラボ商品として「新感覚クリスピーフライドポーク」(6個入り=1,944円)を数量・時間限定で実演販売する。各日10時、12時、14時、16時、18時から販売。各回の整理券を当日9時から地下鉄口で配布する。数量は各回限定60点を予定し、1人2点限り。会期中は連日、パラダイス山元さんが来店し、自ら実演販売を行うという。
イートインには、四谷の名店「すし匠」で修業した西達広さんが手掛ける新宿・代々木「匠 達広」が百貨店初登場。2009年の開業当初は展開していたものの、2012年に店舗を現在の場所に移転してからは夜だけの営業ため無くなってしまったというランチメニューが同イベント限定で復活。酢飯の上にキンメダイの昆布締めやカスゴのおぼろ漬け、ウニ、イクラ、桜エビ、サワラなど10数種類の具材をちりばめた「匠のばらちらし」(汁わん、漬物付き、2,800円)を提供する。
ミシュラン星付きの「精進料理 醍醐」料理長を務めた経験を持つ、野村大輔さんプロデュースによる東京・六本木の新感覚和食「SHOJIN 宗胡」が百貨店初登場。イートインでは、「現代の感覚を取り入れた新たな可能性」の精進料理メニュー「SHOJIN御膳」(1,728円)を提供する。
百貨店初登場の新宿御苑近くにある日本料理店「御苑前 せお」は、毎朝築地や地方より直送で仕入れる新鮮な魚や野菜を使い、丁寧に仕上げた一品一品を、春らしい彩りで詰め合わせた季節限定の「お花見弁当」(3,000円、各日限定20点、毎日11時より販売)を同イベント限定で販売。
3つ星フレンチのシェフ、ピエール・ガニュエールさんなど、多くのシェフや料理人らが全幅の信頼を寄せるという野菜農家、浅野悦男さんが手掛ける千葉「エコファーム アサノ@GOEN」も百貨店初登場。同農場の野菜は通常、料理店のみに卸され一般には流通していないが、今回初めて同イベントでフレッシュ野菜を販売する。取り扱うのは「規格外」ながら「植物本来の価値が必ず備わっている」というイタリア野菜(時価)。
ほかにも、ふっくらと柔らかな大きめの青色に変色した「アオうなぎ」の養殖物を使った百貨店初登場「うなぎ亭 友栄」のうなぎ弁当や、東京初登場の大阪「和菓子 isshin(イッシン)」のわらび餅、同じく大阪から初登場の「パティスリー・ケ・モンテベロ」のバラのケーキやエクレアなども登場する。
会期は同6日(月)まで(最終日は18時閉場)。
(デパチカドットコム)