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高知に鍋焼きラーメン「ばさら」2号店、市街地で地元をPR
高知市追手筋に4月18日、鍋焼きラーメン店「ばさら」(須崎市)が2店舗目となる「ばさら高知店」をオープンした。
須崎市のご当時グルメとして知られる「鍋焼きラーメン」を提供する同店。以前居酒屋だった空き店舗を改装した店内入り口には食券機を置く。席数は、カウンター席とボックス席合わせて18席。オープン初日にはファンが行列をなした。
須崎名物の同ラーメンは、閉店した「谷内食堂」が戦後に考案したのがルーツといわれている。2002年に地元有志らで発足された「鍋焼きラーメンプロジェクト」が積極的にPRを行い、現在では須崎市内のスーパーマーケットをはじめ、高知市内の土産コーナーなどで家庭用の「鍋焼き用生ラーメンセット」なども販売している。
同店では、同プロジェクトが定める7つの定義、「スープは親鳥の鶏ガラ醤油ベース」「麺は細麺のストレート(硬め)」「具は親鳥の肉、ネギ、生卵、ちくわであること」「器は、土鍋(ホーロー、鉄鍋)であること」「スープが沸騰した状態で提供」「タクワンを別に提供」「全てにおもてなしの心をこめる」を守る。
メニューは、「鍋焼きラーメン」(並=650円、大=750円)、「激辛鍋焼きラーメン」(並=700円、大=800円)、「こがしニンニク鍋焼きラーメン」(並=700円、大=800円)など。
同店スタッフは「1番人気は『こがしニンニク鍋焼きラーメン』。須崎市の名物グルメを市内のお客さまにもっと知ってもらいたい。一生懸命須崎市を盛り上げていく」と話す。
営業時間は、昼=11時〜14時(土・日曜日は14時30分)、夜=18時〜24時。月曜定休。
(高知経済新聞)