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2015年06月02日[高知]

高知大学前の「鍋焼きラーメン店」が話題に、キジを使った鶏ガラスープも

高知大学前の「鍋焼きラーメン店」が話題に、キジを使った鶏ガラスープも

 高知大学朝倉キャンパス前に4月21日、鍋焼きラーメン専門店「あきちゃん」がオープンした。

 須崎市のご当時グルメで知られる「鍋焼きラーメン」を提供する同店。オープンから1カ月がたった現在、市内から通うリピーターで人気を集め、中には味を変え一人で2種類注文する客もいるという。メーンターゲットは親子と女性。小さな子どもでも使いやすいよう、座敷を低くするなどの工夫がこなされている。

 メニューは具に親鶏の肉、ネギ、生卵、ちくわが入ったスタンダードのほか、とろけるチーズとパルメザンチーズをトッピングしたミラノ風リゾットラーメン、本川特産の「手箱キジ」を使った鍋焼きラーメンを土曜限定で1日20食販売。トレーにはこだわりの四万十ヒノキ材を使い、須崎市のゆるキャラ「しんじょう君」をデザインしている。

 店主は、今年3月末に公務員を退職しラーメンの道へ進んだ川村章浩さん。きっかけは「子どもが生まれ、安心安全なものを食べさせたいとの思いで一念発起した。メニューの中には化学調味料を一切使っていないラーメンもある」と話す。

 メニューは「鍋焼きラーメン」(小=500円、中=600円、大700円、特大=850円)、「キジ鍋焼きラーメン」(時価)、「ミラノリゾット鍋焼きラーメン」(小=620円、中=720円、大=820円、特大=970円)、「極・うすくち鍋焼きラーメン(化学調味料不使用)」(小=550円、中=720円、大=750円)など。

 川村さんは「地域の人に愛される、シンボル的な店を目指したい。今後は『キジ肉』を使った料理の勉強会などもしていきたい」と話す。

 営業時間は11時〜15時。第1・第3月曜、祝祭日、日曜定休。

(高知経済新聞)

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