創・食おいしいニュース
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松屋銀座「ふくしま ピーチフェア」−福島県産の桃を使った限定商品8種
松屋銀座の地下1階食品フロアと8階レストランフロアで7月28日(火)、福島県産の桃を使ったオリジナルメニューを展開する「ふくしま ピーチフェア」を開催する。
同フェアは、福島県とJA全農福島が「桃王国」福島を担う「あかつき」の出荷最盛期に当たる8月に向け、「桃といえば福島!」の認知拡大を目的としたイベント「ふくしまの『桃』開き」開催に伴い行うもの。
全国の桃の収穫量の4分の1を占める福島県では現在、9品種の桃が栽培されている。栽培面積の約6割を占める「あかつき」は福島県が独自の研究を重ね開発した品種で、大玉で果汁が多く、ほかの品種と比べて糖度も高いうえ、コク・酸味のバランスが良いことから、ブランド桃として地元では知られている。
同店では、福島が力を入れるブランド桃「あかつき」などを使ったオリジナル商品を、食品売り場とレストランフロアで連動し打ち出すことで物産展とは違った角度からアピール。「イベントを通して福島の桃の認知を図るとともに、桃を使った多彩な商品を楽しんでほしい」(同店広報)という。食品売り場では7店舗が同フェアに参加し、松屋限定オリジナル商品8種類を販売する。
「タントマリー」は桃を甘口のワインでソテーした、デザート感覚で楽しめる「あかつき桃のタルト」(594円)を販売するほか、「パティスリィ ドゥ・ボン・クーフゥ」はミルクのブランマンジェとフランボワーズのジュレを重ね白ワインで煮た桃のコンポートを載せた「桃コンフィ フランボワーズジュレ添え」(540円)を、「パティスリー西洋銀座」はフレッシュなあかつき桃に白ワインゼリーやムース、クリームにも桃を使った「あかつき桃のパフェ」(648円)を、それぞれ販売。「シェ・シーマ」「リベルタブル」「ノアケトーキョー」からも福島県産桃を使った松屋限定スイーツも登場する。
そのほか、「メルヘン」は、あかつき桃を半分も使った「あかつきの桃生クリーム」(432円)を販売。あかつき桃の上品な香りとジューシーな果汁が口の中で広がるフルーツサンドイッチだ。
レストランフロアでは各店からはあかつき桃を使い、趣向を凝らしたオリジナルメニューが登場。桃とチーズを合わせた天ぷらや、桃と生ハムを合わせたカッペリーニなど、7店舗が12種類を展開する。
フェア初日(15時30分〜)には、地下2階生鮮食品売り場で福島県産の桃のサンプリングを実施。限定100個を無料で進呈する(ただし1人1点限り、無くなり次第終了)。
会期は8月3日(月)まで。
(デパチカドットコム)