創・食おいしいニュース
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2015年08月27日[岩手]
大船渡のご当地ラーメン、スタンプカードでサンマの町アピール
大船渡のご当地グルメ「大船渡さんまらーめん」の食べ歩きポイントカードが8月上旬に発行され、話題になっている。
大船渡さんまらーめんは、大船渡漁港で水揚げされたサンマを使ったご当地ラーメンで、震災前の2010年に考案され、市民に親しまれてきた。定義はサンマを使用することとし、サンマの煮干しを出汁(だし)にしたり、焼き魚や焼いたみりん干しをトッピングするなど、それぞれの店が趣向を凝らして提供する。
同カードは、さんまグルメ研究会が、水揚げがこれから最盛期を迎えるというこの時期にぶつけて発行。サンマとラーメンの消費を同時にアピールする。スタンプ参加店は「碁石海岸レストハウス」「ちぃぜる」(以上、大船渡市末崎町)、 「宝介大船渡店」(赤碕町)、「秋刀魚だし 黒船」(猪川町)、「美食厨房まるよし」(日頃市町)、「こけし」(盛町)、「萬来食堂」(大船渡町)の7店で、3店以上で計5杯を食べると1杯が無料になる。
ラーメンの価格は全店とも700円。スタンプの締め切りは10月末で、カードは各店で入手できる。
(三陸経済新聞)