創・食おいしいニュース

「みんなの経済新聞ネットワーク」が取材した全国各地のフードビジネスに関する旬なニュースをお届けします。

2016年01月28日[東京]

新宿・日本橋・横浜高島屋「アムール・デュ・ショコラ」−スイスの老舗「デュ・ロンヌ」日本初上陸

新宿・日本橋・横浜高島屋「アムール・デュ・ショコラ」−スイスの老舗「デュ・ロンヌ」日本初上陸

 高島屋のバレンタインイベント「アムール・デュ・ショコラ」が新宿店(1月28日より)、横浜店(同30日より)、日本橋店(2月3日より)で開催され、世界からえりすぐりのチョコレート100ブランド以上が各店に集結する。

 売り上げ、規模が年々拡大する同イベント。会場ではギフト需要だけでなく、「自分のため」の需要が高まり、昨年高島屋17店舗の店頭売り上げが前年比約5.8%増と好調に推移したという。今年は、本物志向の「自分買い」需要に応え、少女漫画界の重鎮・美内すずえさんの人気漫画「ガラスの仮面」とコラボする高島屋オリジナル企画品などの限定品を多彩に取りそろえるほか、各店のオリジナル企画商品も用意する。

 今回3店舗共通で初登場するのは4ブランド。日本初上陸ブランドは、スイス・ジュネーブで最古といわれる、1875年創業の老舗「デュ・ロンヌ」。近年注目の「ビーントゥバー(Bean to Bar)」を追求するチョコレートブランドだ。今回はココナツやカカオニブを使ったプラリネとガナッシュの2層をホワイトチョコレートでコーティングした高島屋限定「ビークッシュ・ホワイト」(4個入り=2,484円)などを販売する。

 最近注目のタブレット型チョコレート専門に扱うイギリスのブランド「アメリア・ロペ」も日本初上陸。アロマテラピストの経験も持つアメリア・ロペさんが手掛けるのは、「癒やし」を意識した高島屋限定「ペイルコレクション エクアドルシングルオリジン」(12個入り=3,888円)。ミルクやコーヒー、ローズ、ライム&シーソルトなどフレーバーごとにカラフルなペーパーに包まれた食べやすい一口サイズのキューブ型チョコレートだ。

 百貨店初登場ブランドでは、スイス・ジュネーブ「フィリップ・パスクエ」の、フルーツやカカオニブの4種類をそれぞれチョコレートと合わせた高島屋限定「パスクエ セレクション」(約80グラム入り=3,348円)を販売する。

 ほかにも、カラフルなエクレアで人気の「レクレール・ドゥ・ジェニ」のフルーツやナッツなどを使ったショコラ、日本を代表するパティシエ&ショコラティエ、辻口博啓さんの「ショコラ モンサンクレール」から登場する低糖質のチョコレートケーキ、美内すずえさんの「ガラスの仮面」とのコラボ企画にも参加する猿舘英明シェフによる、岩手県二戸市の特産品を使ったショコラ、NGO「チョコレボ」のチョコレートを使ったフェアトレードショコラなどを販売。

 3店各店のオリジナル企画品も見逃せない。新宿店では約15ブランド、50種類のチョコレートを1粒単位で有料試食できる「1粒ショコラショップ」を会場内に開設。タブレットも約80種類をそろえる。価格帯は1粒130円〜500円。「ノリエット」「コントワ・ドゥ・カカオ」「レオニダス」は同店開店20周年記念の限定ショコラも販売する。

 日本橋店ではイートインを充実。「ドゥバイヨル」は、冷たいグラスバニーユと香ばしいクランブルが入ったショコラボールに、温かいチョコレートドリンクをかけ、溶かしながら食べるデザート「アヴァランシュ」(コーヒーまたは紅茶付き、1,728円)を提供する。「ジェラテリア シンチェリータ」「ブールミッシュ」「ニコラハウス」もイートインに出店。

 日本におけるフランス菓子の第一人者「オーボンヴュータン」の河田勝彦さんと、5人の弟子(「レタンプリュス」熊谷治久さん、「アングランパ」丸岡丈二さん、「ル・カカオイエ」江幡豪さん、「パティスリー ロント」樋田昌朗さん、「ル・ブルジョン」下山奨さん)の6人のスペシャリテを詰め合わせた、日本橋高島屋限定コラボボックス「カマラード」(2,916円、限定500点)を販売。「ビーントゥバー」も充実させ、「ミニマル(Minimal)」など6ブランドのタブレットチョコレートを展開する。

 横浜店では、「100%ChocolateCafe」の、シャンパンが香る「214スペシャル」1枚とフルーツチョコ3枚、人気商品4枚をセレクトした横浜高島屋限定「スペシャル8セレクション」(8枚入り=2,808円)や貴腐ワインを使ったショコラを販売。地下食品売り場の「オードリー」は特設ショップを1階グランドスクエアに開設。かわいらしいカラフルなパッケージに入ったバレンタイン商品を展開する。

 会期はバレンタイン当日の2月14日(日)まで(※横浜店は同15日まで)。

(デパチカドットコム)

戻る