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伊勢丹新宿店「世界を旅するワイン展」に1,200銘柄−初の「パン」マーケットも
伊勢丹新宿店は2月24日(水)より、恒例のワインイベント「世界を旅するワイン展〜パンとチーズをカバンにつめて〜」を本館6階催物場で開催している。
6回目となる同展では、「生産者のタイプで選ぶ」ことを提案し、「造り手の個性」に焦点を当て、世界約30カ国、約1,200銘柄のワインを紹介。日本ワインも歴史あるワイナリーから新鋭のワイナリーまで約17銘柄が登場する。会期中、生産者らの来場も予定し直接話ができる機会も設ける。
多彩にそろえるワインに加え、今回の見どころは「パン」。初の試みとして、同展初出店など15店が集結。マーケットのように展開し、「ワインとパンのマリアージュ」を打ち出す。
店舗ラインアップは、「ブーランジェリーレカン」「パーラー江古田」「タルイベーカリー」「グリオット」「カヤバベーカリー」「カネルブレッド」「ツォップ」「トロパントウキョウ」「パーネ エ オリオ」「ひらみぱん」「ブーランジェリー ジャンゴ」「ル・ルソール」「パン・ド・エスキス」。これに、24・26・27・28日限定出店の「シマイ」、26・28日限定出店の「チクテベーカリー」が加わる。
昨年同イベントに出店し好評だった「フジマル醸造所」が今回日本のワインとパン・チーズを結びつけるスペシャルなイートインコーナーとして登場。イートインコーナーでは、「ブーランジェリーレカン」「タルイベカリー」「パーラー江古田」の人気店が考案した「ブーランジェリーが考えるワインのためのスペシャルパンプレート」(648円、各日限定20点)を提供。会期中、毎日1店舗のパン店とコラボする「“ブーランジェリー×フジマル” ワインがすすむ夢の日替わりコラボプレート(1,620円〜、各日限定20点)も提供。ほかにも生だるワインをはじめ、フジマルがセレクトした日本ワイン約20種類をグラス(1杯540円〜)で提供する。
仏ボルドーの食文化を伝えるアンテナショップ的な存在で、日本人シェフとソムリエが腕を振るうレストラン「レクスキ」もイートインに出店。ボルドーの素材に日本のエッセンスを加えたという「レンズ豆の冷温製 温泉卵添え」(白ワイン1杯付き、1,944円、各日限定120点)を提供するほか、鴨の胸肉を使った郷土料理プレートやサイドメニュー各種(594円〜)、ワイングラス各種(1杯540円〜)も提供する
もう一つの見どころとなる「チーズ」では、初出店となる2店舗に加え、ナチュラルチーズ専門店「チーズオンザテーブル」のチーズが登場。「チーズオンザテーブル」はオランダ製のゴーダチーズの長期熟成タイプで、しっかりしたうま味と芳醇(ほうじゅん)なコクの「オールドアムステルダム」(140グラム=1,080円/オランダ製)を販売する。
清澄白河から初登場するのは、北海道のさまざまなチーズ工房を取り扱う「チーズこえ」。夏の放牧した牛のミルクで作った長期熟成のハードタイプチーズで、木の実のような香ばしさと熟成のうま味が特徴の「チーズ工房チカプ シマフクロウ」(100グラム=1,242円/日本製)を販売。同じく同展初登場の、生産者の顔が見えるヨーロッパ直輸入の自然派チーズにこだわる「ヴィアザビオ」は、伊アルバ産の白トリュフをサンドした白カビチーズ「タルトゥフェット」(150グラム=3,348円/ベルギー製)を販売する。
会期は今月29(月)まで(最終日は18時閉場)。
(デパチカドットコム)