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2016年03月22日[神奈川]

地元愛たっぷり「横須賀タンメン」、ブランド化へ 若手農家と連携

地元愛たっぷり「横須賀タンメン」、ブランド化へ 若手農家と連携

 横須賀・三浦半島産の地場野菜をたっぷり使ったラーメン店「横須賀タンメン ドブ板店」(横須賀市大滝町1-6、TEL 080-7754-0318)が3月18日、どぶ板通りの路地裏にオープンして話題を呼んでいる。

 若手農家グループ「若耕人´s」が作る地場野菜を350グラム以上使う。コンセプトは「横須賀野菜のテンコ盛り」と「昔ながらのこだわり平打ちめん」。昭和レトロな味わいを追求し、地元名物グルメとしてブランド化を目指すという。

 スープは干しシイタケを使ったあっさり味で、オリジナルの平打ち太めんを使用。お通しには生野菜サラダも付く。価格はタンメン900円、スパイシーなギョウザ500円。

 旬を迎えた春キャベツ、ニンジン、キクラゲ、モヤシなどをたっぷりと盛り付ける。シャキシャキ感のある野菜を食べている間に、キャベツの甘味が太めんに染み込んで、まろやかな味わいに。自家製ラー油の唐辛子ガラを使った特製「スカ醤(じゃん)」で、好みの味付けもできる。

 オーナーの大湊俊幸さんは、追浜にあった「中華せぶん」(昭和33年創業)で修業を積んだラーメン通。「横須賀・三浦半島は食材の宝庫」といい、「地元ソウルフードとして横須賀タンメンを普及させたい。目標は30店舗。すでに協力店もいくつか名乗りを上げている」と話す。

 営業時間は平日11時30分〜14時、17時〜20時。土曜・日曜・祝日11時30分〜19時。月曜定休。店舗面積14坪、席数は12席。

(横須賀経済新聞)

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