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2016年06月20日[高知]

高知・キジ肉を使った鍋焼きラーメン店「あきちゃん」 平日限定の「学割」も

高知・キジ肉を使った鍋焼きラーメン店「あきちゃん」 平日限定の「学割」も

 高知の鍋焼きラーメン店「あきちゃん」が6月4日、高岡郡梼原(ゆすはら)町産のキジ肉を使った鍋焼きラーメンの提供を始めた。

 「山のごちそう『梼原町の高級キジ肉』。鶏好きがうなるうま味とコクをご家族で」をコンセプトに開発された同メニュー。これまではいの町本川特産の「手箱(てばこ)キジ」を使用し、土曜日のみ1日20杯限定で販売してきた。今回、県西部で開催中の「奥四万十博」の応援のため、同町のキジ肉を使い始めたという。

 昨年10月に「あきちゃんのキジ鍋焼きラーメン」として商標登録を行った同メニュー。店主の川村章浩さんは「キジ肉は鶏肉と比べて脂身が少なく、低カロリーで高たんぱく。スープもキジガラを使っているので、普通のラーメンと比べて塩分も極めて低い。女性や健康を意識している人にもお薦め」と話す。

 商品は「あきちゃんのキジ鍋焼きラーメン」(中=900円、大=1,000円)、「鍋焼きラーメン」(小=550円、中=650円、大=750円)、「ミラノリゾット鍋焼きラーメン」(同650円、同750円、同850円)など。

 川村さんは「キジ鍋焼きラーメンの販路拡大により、『梼原町』『須崎市』ファンを拡大させ、『奥四万十博』の誘客に貢献したい。また、梼原町の高級食材を広く発信していくことで、畜産農家を元気づけられれば」と話す。

 営業時間は11時〜15時。日曜・祝日、第1・第3月曜定休。

(高知経済新聞)

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