創・食おいしいニュース
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京王百貨店でXマスケーキ予約受け付け−バリエーション多彩に42種
京王百貨店は現在、クリスマスケーキの予約を受け付けている。新宿店は地下1階のクリスマスケーキ承りコーナー、聖蹟桜ヶ丘店は1階京王フードアリーナ諸国銘店。
今年のクリスマスは3連休に当たることから、場所やシーンを変えて何度も楽しむ人が増えるのではと、昨年よりも9種類増やし42種類を展開。パーティーで目を引く「大人数向けケーキ」やカップル向けの「小人数向けケーキ」のほか、パティシエやショコラティエ、ホテル&レストランのこだわりケーキ、近年需要が伸びつつある冷凍宅配ケーキなど、カテゴリー別にバラエティー豊かに展開する。中心価格帯は、パティスリー系=4,000円〜5,000円台、デパ地下ブランド=3,000円〜4,000円台。
大人数向けやパーティー向けのケーキでは、「奥沢プリン」で人気の奥沢「パティスリー エール」が京王初登場。本店で人気の一口サイズの焼き菓子15種類を詰め合わせた京王限定「プチワール」(15個入り=3,132円、30点を予定)を販売する。京王限定レアチーズケーキやマカロンをはじめ、モンブラン、フルーツタルト、ロールケーキなど、いずれも細部まで丁寧に作られた直径5センチほどのプティフールで、クリスマスバージョンに仕上げた。
南青山のパティスリー「南青山・ショコラ・シック」は見た目が華やかでかわいらしい、京王限定「ショコラ・シック・ノエル」(6,696円、20点を予定)を販売する。生クリームとイチゴ、フランボワーズ、ブラックベリーなど数種類をブレンドした自家製ベリージャムを、きめ細かいスポンジ生地でサンドした2段重ねのショートケーキだ。
小人数向けケーキでは、日本のトップパティシエの一人、島田進シェフのパティスリー「パティシエ・シマ」から、京王限定「ショコラティーヌ」(1,620円、100点を予定)を販売する。2代目の島田徹シェフが手掛けたのは、仏ヴァローナ社のチョコレートを使い、チョコレートスポンジの中にチョコレートムースを挟んだ濃厚なチョコレートケーキ。ケーキサイズが4.5×16×4センチと小人数ではやや大きめながら、チョコレートの香り、味わいを堪能できる「満足度の高い」ケーキだという。同パティスリーからは島田徹シェフと京王新宿店の綾部匡利バイヤーによる、12月が一番おいしい洋ナシを使い、帽子形の伝統菓子シャルロットをクリスマス用にアレンジした京王限定「シャルロットポワール」(4,968円、100点の予定)も販売する。
需要が伸びる冷凍宅配ケーキは、急速冷凍などの技術進歩と、おいしい冷凍ケーキ作りのために素材や製法を調整するなどパティシエの工夫も加わり、ほぼ全国への宅配が可能なことから、昨年より数を増やし5種類を展開。
若手パティシエの西園誠一郎シェフが手掛ける大阪・西区のパティスリー「Seiichiro,NISHIZONO」のクリスマスケーキが都内百貨店に初登場。アーモンド風味の焼き菓子パン・ド・ジェンヌにローズが香るショコラブランのムースを合わせ、ムースの中には種入りフランボワーズジュレを忍ばせた小人数向けの京王限定「Dramatique(ドラマティック)」(4,320円、30点の予定)を販売する。
名古屋にある「カフェタナカ」のクリスマスケーキも都内百貨店に初登場。パティシエール田中千尋シェフが手掛ける、濃厚でとろける口溶けのクレームショコラフランボワーズと、甘さ控えめのムースショコラを組み合わせ、マカロンやサンタをデコレーションした、小人数向けの京王限定「ノエル・マシェリ」(5,832円、15点の予定)。
根強い人気のクリスマス定番ショートケーキのほかに今回は、「新しいものや珍しいものを紹介したい」、若手パティシエやパティシエールの新しい感覚を取り入れ、京王らしさを表現したという。
店頭・電話での受付期間は、両店とも12月16日(金)まで。
(デパチカドットコム)