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2017年01月23日[東京]

メリーチョコレートのバレンタイン−戦国に特化した「つわもの」新シリーズ登場

メリーチョコレートのバレンタイン−戦国に特化した「つわもの」新シリーズ登場

 メリーチョコレートカムパニーは、全国の百貨店をはじめとする取扱各店でバレンタイン商品の販売を順次始める。

 同社が1958(昭和33)年、日本で初めて都内の百貨店でのバレンタインキャンペーンとして、「女性から男性に、チョコレートとともに愛の告白を」と提案してから60年を迎える今年のバレンタインテーマは「私が楽しむバレンタイン」。最近のバレンタイン市場伸長の原動力となっている「自分買い」を背景に、自分自身で食べても、贈っても楽しめる女性目線の商品を展開する。

 今回新しく登場するのは3シリーズ。2010年に登場し好評を得た、戦国時代の英雄たちをテーマにした「TSUWAMONO(つわもの)」シリーズが今回6年ぶりに新ラインアップで登場。大河ドラマで人気だった「真田丸」や「武将萌(も)え」、武将や日本刀をモチーフにしたゲーム人気を背景に登場。チョコレートやパッケージに「つわものたちが持つ男らしさを表現した」という。西日本・東日本とそれぞれにゆかりのある武将たちの戦いを金銀のパッケージで表現し、各地の素材や地酒を使ったチョコレートを詰め合わせた「つわもの揃(ぞろ)い」(「西」「東」、各12個入り、1,728円)をはじめ、真田幸村ゆかりの地の長野県産リンゴを使ったチョコレートや、信州の清らかな清流をイメージしたデザインのチョコレートを詰め合わせた「切れ者」、伊達政宗ゆかりの地の仙台名産ずんだを使ったチョコレートや、弦月の前立てをデザインしたチョコレートを詰め合わせた「洒落者」(4個入り648円、9個入り1,296円)、手裏剣や日本刀をモチーフにしたチョコレートなどを展開する。

 同社60回目のバレンタインアニバーサリーに誕生したのは、「ネコノミクス」を背景にした、仏語で「私のかわいい猫ちゃん」という意味の「マ プティット ミネット」。キュートでかわいい子猫のイラストをプリントしたボンボンショコラをはじめ、イラストをデザインした限定パッケージのアソートボックスも用意する。シリーズ名を冠したアソートボックス「マ プティット ミネット」(8個入り864円、12個入り1,296円、18個入り1,728円)をはじめ、丸形パッケージ「プティ コフレ」(「ローズ」「モーブ」、各3個入り540円)、「スヴニール」(「ローズ」「ブルー」、各4個入り486円)などを展開。

 世界中で愛され続ける「ピーターラビット」の作者、ビアトリクス・ポターが2016年に生誕150年を迎えたことと同社の60回目のバレンタインアニバーサリーを記念し、誕生した「ピーターラビット」との新コラボシリーズも。「ピーターラビット」の絵本の世界観を大切に、モルトパフやナッツ、フリーズドライのストロベリーを混ぜ込んだチョコレートを絵本のようなパッケージに入れ、6冊セットにしたコレクションボックス「ブックコレクション」(6個入り2,160円)をはじめ、150周年のアニバーサリーイヤーデザインのブック型パッケージに、ラディッシュのアイシングや大きなプリントチョコレート、チョウ形のチョコレートなどを詰め合わせた「アソートチョコレート(ブック)」(9個入り1,728円)などを展開する。

 「サロン・デュ・ショコラ パリ」出展スタッフが開発した「メリーズゴールドショコラティエ」シリーズは今回、インドネシア産やベネズエラ産、マダガスカル産の3種類の産地限定カカオを使ったボンボンショコラを展開する「カカオコレクション」を新たに投入。1,080円(4個入り)、2,160円(8個入り)を展開する。

 そのほか、昨年好評を得た「メリーチョコレート 星の王子さま」シリーズや大人の男性のこだわりをクラシカルなパッケージで展開する「ブラッドリー」も新商品を投入。キャラクター「ムーミン」と同社のコラボによる「ムーミン・コミックス」シリーズや、タータンチェックのファブリックをパッケージにデザインし、ベア形のチョコレートが人気の「インヘリテッド」は商品ラインアップを一新する。
(デパチカドットコム)

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