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2017年03月17日[千葉]

船橋のラーメン店と白井のパン店がコラボ 「いさりびバーガー」発売

船橋のラーメン店と白井のパン店がコラボ 「いさりびバーガー」発売

 船橋駅近くのラーメン店「いさりび」(船橋市本町7、TEL 0707-5598-9982)と白井市のパン店「ベーカリーハイジ」(白井市冨士、TEL 047-442-7702)がコラボして3月11日・12日から、土曜・日曜限定で「いさりびバーガー」の販売を始めた。

 「いさりび」は、あっさりしたスープが特徴の昔ながらの中華そば店。和食、中華、フレンチなどの調理方法により、「ネオ中華そば」と呼ぶ新ジャンルのあっさりラーメンを開発。鎌ヶ谷大仏駅から車で5分ほどの「ベーカリーハイジ」は天然酵母を使ったパンを提供。

 「いさりび」店主の堀江祝光さんとハイジオーナー宮下真彦さんは年齢も近く、共通の趣味を通じ親交があった。一緒に食事に出掛けた際、「一緒に何かできれば」と今回のコラボ商品製造に踏み切った。

 コラボ商品の開発に当たり、「いさりびさんの特徴であるチャーシューをパンに使ってサンドイッチを作れないか」と商品の基本的な方向性がまとまり、ハイジで現場責任者を務める曽我未歩さん(22)が商品化を担当した。

 曽我さんは「いさりび」に通い詰め、さまざまな種類のパン生地にチャーシューを挟みサンドイッチにした。パンとの相性を高めるため、チャーシューを製造するときに漬け込むタレれを特別にいさりびに依頼。

 たどり着いた味付けは「しょうゆマヨ」。そこに「いさりび」店内で食べたオリジナルの「ラー油」を挟み込んだところ、「これまでにないフィット感が生まれた」という。さらに、堀江さんから「酢とゴマ油も少し混ぜてみたら」というアドバイスを受け、「チャーシューとパンが完全にマッチした」。

「いさりび」の「ネオ中華そば」をパン上で再現したような「いさりびバーガー」(400円)は、土曜・日曜の限定販売を経て、様子を見ながら継続販売を考えていくという。今後は予約販売も予定。
(船橋経済新聞)

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