創・食おいしいニュース
「みんなの経済新聞ネットワーク」が取材した全国各地のフードビジネスに関する旬なニュースをお届けします。
伊勢丹新宿店で「フランス展」−イートイン専用メニュー多彩に
伊勢丹新宿店本館・メンズ館で4月12日(水)、「フランスウイーク」が始まり、本館6階・7階催物場では「フランス展」が開催されるた。
グルメのほか、ファッション雑貨やインテリアグッズ、食器などを取りそろえた、12回目の開催となる同展。本館6階ではフランス各地を巡るように、シャルキュトリやパン、チーズ、ワイン、スイーツを取りそろえ展開。会場の随所にイートインや、会場内で購入した出来たての商品をその場で楽しめることができるフードコートを設け、多彩なイートイン専用メニューを用意する。出店店舗数は、日本初上陸店や同展限定店なども含め110ブランド。
注目は、ハムやソーセージ、パテ、テリーヌなど食肉加工「シャルキュトリ」を展開するゾーン。前回好評だった、パリの三大肉職人と呼ばれるジル・ヴェロさんの「メゾン・ヴェロ」と芦屋「メツゲライ・クスダ」楠田裕彦さんによるコラボメニューが今回も登場。今回は、豚肉や鶏レバーなどにローストしたリンゴを加えた同展限定温かいパテ「パテ・ショー」(1,080円)を実演販売する。
シャルキュトリ本場のリヨンから日本初登場するのは老舗「メゾン・デュキュルディ」。5代にわたり受け継がれてきた伝統製法と独自の熟成法で作り上げた「ミニ・ロゼット」「ロンツォ」「ポワトリーヌセッシェ」(各100グラム=1,296円)を販売する。
世界中の肉好きに注目されるパリの老舗熟成肉ビストロ「ル・セヴェロ」も初登場。アキテーヌ地方の銘柄牛バザス牛のステーキ肉にポテトを添えたイートイン専用メニュー「フランス産バザス牛熟成サーロイン」(1人前3,501円)を提供する。
「パン」では、パリ随一のブランジェ、クリストフ・ヴァスールさんのブーランジュリー「デュ・パン・エ・デジデ」が登場。人気商品「パン・デ・ザミ」(1カット491円)を販売するほか、ジル・ヴェロさんとのコラボメニューとして同展限定タルティーヌ「ジャボンブール」(1個580円)を販売する。
2010年、2015年のパリ・バゲットコンクール優勝店「ル・グルニエ・ア・パン」が初登場。ジブリル・ボディアンシェフ自ら焼き上げたバゲットに、ブリーチーズとトリュフを挟んだ「ブリーオ トリュフ」(1,296円)を販売する。
「チーズ」では、チーズ熟成士として女性初のM.O.F.を受章したマリー・キャトルオムさんの店「キャトルオム」が初登場。「キャトルオムセレクション ブリー・ド・モーAOP」(100グラム=1,372円)や、「クロタン・ド・シャビニョル AOP」(100グラム=1,912円)を販売する。
「デザート」では、1730年創業というパリ最古のパティスリー「ストレー」が日本初上陸。ピエール・リエナールシェフが、同店で修業経験のある「マ・プリエール」猿舘英明シェフと共に来場し、甘すぎないショコラクリームが詰まった「エクレア」(594円)を実演販売する。
ブルターニュ・レンヌの焼き菓子ブランド「ミミ・グワステル」も日本初登場し、ナッツやフルーツの素朴な味わいが特徴の焼き菓子を詰め合わせた「ガトー・ド・ヴォワイヤージュ4種詰合せ」(8個入り=1,599円)を販売。
「ワイン」では、アルザスのワインを中心に、人気メゾンの新作や入手困難なレアもの、日本初入荷のオレンジワイン、さらにウイスキーやシードルなどをそろえる。
会期は同18日(火)まで(最終日は15時閉場)。
(デパチカドットコム)