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2019年04月09日[東京]

松屋銀座「GINZAグルメフェスタ」-ぐるなびとコラボ、「平成グルメ」「接待の手土産」

松屋銀座「GINZAグルメフェスタ」-ぐるなびとコラボ、「平成グルメ」「接待の手土産」

 松屋銀座の地下1階・地下2階食品売り場「GINZA フードステージ」で4月10日(水)、「GINZAグルメフェスタ」が開催される。

 今回も「ぐるなび」とのコラボをメインに企画。3度目となる今回は、同サイトが選んだ銀座のレストラン7店から、「平成」のヒットグルメを展開する「平成グルメコレクション」や、同サイトが運営する現役秘書が目利きした手土産を紹介するサイト「接待の手土産」より選んだ8店のスイーツを特集する。既存店ではプレミアムな期間限定商品を多彩に販売するほか、前回、4日で完売した人気企画で、普段試食できない既存店の看板商品や特別品を少しずつ有料試食できるチケット制サービス「プレミアム・テイスティング」(5枚つづり=540円)を、商品数・チケット数共に拡大し用意する。

 「ぐるなび」とのコラボについて、「リアルとネットを融合させ、新規顧客獲得につなげることが目的」とし、「今回出店する店舗のほとんどが松屋銀座初登場。既存のお客さまにも目新しい商品を提供することで売り上げ増を狙う」(同社広報)という。

 地下1階食品催場で行う「平成グルメコレクション」は、「イタメシ」「エスニック」、平成22年の「唐揚げ」、平成26年の「肉」、平成27年の「スムージー&サラダ」、平成30年の「鯖(サバ)」の6ジャンルで展開する。平成元年の「イタメシ」ブームとして、初登場のイタリアンレストラン「コルポデラストレーガ」が、ポルケッタ(=ローストポーク)にたっぷりの野菜を添えた「ポルケッタ弁当」(864円)や、イタリアンデザート「ティラミス」(540円)を販売。平成7年の「エスニック」ブームとして、初登場「威南記海南鶏飯」の、チキンスープで炊いたご飯とゆで鶏に自家製ソースを添えた「スチームチキンライス」(1,188円)を、平成26年の「肉」ブームとして、「ワールドダイナー」の、うま味が凝縮された自家製ローストビーフをご飯に載せた「ローストビーフ丼」(1,296円)などを販売する。

 8店のスイーツを展開する「接待の手土産」スイーツ特集では、地下1階「ギンザスイート」に千駄ヶ谷のフレンチレストラン「シンシア」が百貨店初登場し、冷やすとチョコレート、常温だとテリーヌショコラ、温めるとフォンダンショコラと、温度によってさまざまに楽しめるデザート「アマゾンカカオのテリーヌ」(3,000円)を販売。

 同フロア「銘家逸品」コーナーには、「パルポー」のスポンジ、サブレ、フレンチパイを7層重ねた食感が特徴で、熟練した職人が一枚一枚手作業で仕上げた「スィートゴット」(8個入り=1,491円)などが登場する。

 既存店が販売する期間限定品も見逃せない。「シャルキュトリーコダマ」は、アメリカ産ブラックアンガス牛のロース肉の中でも柔らかで希少な部位を、うま味を凝縮させ、特製ソースを添えた「ブラックアンガス牛のロースとビーフ」(100グラム=972円)を販売するほか、精肉専門店「銀座初音」と「米処 結米屋」はコラボし、宮地勇輔さんが手掛ける希少な個人ブランド豚と、「日本一のお米コンテスト」で金賞を受賞した鈴木さんの米を使った「湘南みやじ豚×鈴木孝柾さんの特別栽培米つや姫 しょうが焼き弁当」(972円)を販売。

 「バビ」はスポンジからクリーム、中央のカスタードまで、特製のピスタチオペーストを使ったロールケーキ「ピスタチオロール」(1,890円)を、「アンビグラム」は定番のドームショートをベースに、表面のクリームにピスタチオやイチゴを加え、塩気を利かせた桜餡(あん)を絞った春限定「ドームショートケーキ(桜)」(3,456円)を販売する。

 3月に常設店を構えた、笠原将弘さんが手掛ける総菜店「賛否両論 THE DELI」は旬の野菜を使い、だしを利かせた「和風ラタトゥイユ」(100グラム=486円)を、「ディッシュ・アップ 千駄木腰塚」は合いガモのマリネやベーコン、チーズ、看板商品のコンビーフなどが入った「ちょっと贅沢(ぜいたく)に 大人の晩酌プレート プレミアム」(1,581円)を販売。

 会期は今月16日(火)まで。
(デパチカドットコム)

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