創・食おいしいニュース
「みんなの経済新聞ネットワーク」が取材した全国各地のフードビジネスに関する旬なニュースをお届けします。
岡崎公園・龍城神社で「岡崎まぜめん」ギネス成功祈願−目標は2345皿
岡崎公園内「龍城(たつき)神社」(岡崎市康生町)で10月25日、「秋の市民まつり」の一環イベント「商工フェア」の主催者が集まり、同イベントの無事開催と「岡崎まぜめん」の器並べ世界記録チャレンジ成功を祈願した。11月3日に「岡崎まぜめん」2345皿を並べるという。
ギネスブックにはさまざまな分野の世界記録が取り上げられており、「ヌードル(麺)入りボウル(わん・皿)を数多く並べる」というデータが掲載されている。100グラム以上の調理済み麺を入れたボウル上の容器を隙間なく並べること、計測後は麺を破棄せず食べることなどの規定がある。容器の直径は関係ない。現在の世界記録は10月22日に認定された2311皿。
「実は直前まで1427皿がギネス記録だったので、それを越える数を目標にしていた。急に約900皿近くも増えてしまい困惑した」と、岡崎青年会議所副委員長で実行委員会理事長の山口康二さんは話す。
それまでのギネス記録は5月12日に福島県郡山市で行われたイベントで浪江町名物の「なみえ焼きそば」が、ロンドンで記録された1288皿を更新し1427皿を達成してギネス認定されていた。同イベント実行委員会の岡崎青年会議所とエフエム岡崎の関係者はその記録を越えようと、徳川家康の出生年にちなみ1542皿を目標としてイベントに向け準備を進めてきた。
「ところが10月21日に長野県伊那市で『ローメン』を2311皿並べ同記録を大きく更新したというニュースが、22日に飛び込んできた。いまさらやめるわけにはいかない。ぜひギネス記録を打ち立てたいと緊急決起集会を開いた。目標数は夢(ゆめ=む=6)に向かって2345皿を達成したい」
「商工フェア」は「秋の市民まつり」の一環として、岡崎公園内多目的広場で11月2日・3日に開催するが、「岡崎まぜめん」ギネス記録に挑戦の日時は3日の14時20分。ステージ前に、ベンチをテーブル代わりにつないで「岡崎まぜめん」の入った容器を並べる。
ギネス・ワールド・レコーズ社の認定員が計測。記録が認められると認定式が行われ、並べられた「岡崎まぜめん」は無料で振る舞う。
(岡崎経済新聞)