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「岡崎まぜめん」、2345皿並べギネス世界記録達成−長さ約358メートルに
岡崎公園(岡崎市康生町)内多目的広場で11月3日、麺類を並べた容器の数世界記録へ挑戦した。「岡崎まぜめん」2345皿を並べ、ギネス記録として認定された。
100グラム以上の調理済み麺を入れたボウル状の容器を隙間なく並べる記録を競うもので、直前までの世界記録は10月22日に認定された長野県伊那市の「ローメン」2311皿だった。
麺の量は100グラム以上という規定がある。容器の直径はギネスの規定では問わないことになっている。
「秋の市民まつり」の一環イベント「商工フェア」で実施した。ステージ前の客席ベンチから一度来場客に出て場所を開けてもらい、岡崎の新ご当地グルメ「岡崎まぜめん」を並べた。容器はふた付きプラスチックでうどんだけを入れた。八丁みそとなたね油「赤水」を混ぜた「たれ」は別の袋で後から配布する方法を取った。
目標の2345皿を並べ終えると、ギネス・ワールド・レコーズ社の公式記録認定員2人が1つずつ数を数えながら隙間が開いていないかを念入りにチェックした。
「並べたベンチの数は203本。長さはギネス側の正式発表を待たなくてはならないが、容器の直径は15.3センチで、少しずれて並んだ器もあるが計算上は距離にして約358メートルになった」と岡崎青年会議所のスタッフは話す。
計測が終わりステージで「2345皿、認定しました。コングラチュレーション」と発表され、認定証が同会議所副委員長で実行委員会理事長の山口康二さんに渡された。ステージ上ではグレート家康公「葵」武将隊が巨大クラッカーを鳴らすと金色のテープが宙に放たれ、華々しくギネス記録達成を祝った。
終了後は、無料で「岡崎まぜめん」を振る舞った。待ち構えた見物客は一斉に容器を取りに集まり、会場のあちこちでさっそく「岡崎まぜめん」を食べる光景が見られた。
(岡崎経済新聞)