創・食おいしいニュース
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日本橋三越本店で「和のクリスマス」−上生菓子・干菓子など充実
「メッセージ・トゥ・ザ・フューチャー」をテーマに本館・新館の食品売り場でクリスマス商品を販売している日本橋三越本店で現在、クリスマス和菓子に注目が集まっている。
クリスマスといえば、イチゴショートやチョコレートなどのデコレーションケーキが定番スイーツだが、「和の雰囲気も楽しみたい」「アレルギーが心配」「ケーキより和菓子が好き」など高まる和菓子へのニーズを受け和菓子を充実させた。
中でも、本館地下1階にある全国各地の和菓子を集めた「菓遊庵」では、現在「和のクリスマス」を展開。かわいらしいサンタや雪だるまを模した和菓子を中心に、香ばしい星形のあられ、オーナメントのような干菓子など、和菓子店が手掛ける和の素材・技法を使ったクリスマス菓子をそろえる。
埼玉「菓匠花見」では和菓子職人の手作りによる、カラフルで愛らしい「クリスマス上生菓子」(735円)を販売する。「サンタ・トナカイ」「サンタ・雪だるま」「サンタ・リース」と1セット2個入りで、手作業のため一つ一つ微妙に表情が異なるのも魅力の一つ。
京都「長久堂」はクリスマスツリーや柊(ひいらぎ)、雪だるま、ベルなどのクリスマスモチーフをかたどった「クリスマス干菓子」(1箱735円)を販売。京都「大黒屋」は琥珀(こはく)を積み上げて、周りにカラフルなコンペイトーを添え和テイストな琥珀ツリーを自分で作り上げるツリーキット「クリスマス琥珀」(1セット=945円)を販売する。
そのほか、京都「俵屋吉富」のクリスマスモチーフのリキュールボンボンや、東京「精華堂あられ総本舗」の味わいが異なるクリスマスのあられなど、いずれも日本橋らしい和のクリスマススイーツを並べる。
取り扱いはクリスマス当日の12月25日(水)までを予定するが、クリスマス商品は数量限定のため、無くなり次第終了。
(デパチカドットコム)