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銀座三越がバレンタイン商品発表−女子力アップ、ベルギーチョコも拡充
銀座三越は、日本橋三越本店と共同で来年のバレンタイン商戦に向けて打ち出すチョコレートを一堂に集めたプレスプレビューを行い、商品ラインアップなど詳細を一足早く発表した。展開するのは、同店限定品を中心に約60ブランド。「女性が求めやすい価格に」と、中心価格帯は2,000円〜3,000円。
バレンタインテーマは「Magnifique et Mignon(マニフィック エ ミニヨン)」。フランス語で「素晴らしい!」を意味する「Magnifique」と、「かわいい」を意味する「Mignon」をキーワードに、ショコラそのものを「女性力」を引き出すアイテムとして捉え、美意識や探求心を刺激するようなチョコレートを提案する。
「カカオサンパカ」のアマゾン川をイメージしたリアルサイズのハイヒールチョコレートをはじめ、「ショコラドアッシュ」の宝石をイメージした一粒ショコラ、「Dari k」の生のカカオ豆からチョコレートを作るキット、「イヴチュリス」の毎年人気のチャームを添えたジュエリーボックス入りアソートなど、「選ぶ楽しみや贈る喜び」のあるチョコレートが登場。
注目の日本初上陸ブランドは3ブランド。ベルギーより、2010年ブルージュに誕生したコンテンポラリーショコラブランド「BbyB.(ビーバイビー)」、2006年ブリュッセルに誕生しプラリネに焦点を当てた「CHOCOPOLIS(チョコポリス)」が銀座三越限定で出店し、英コッツウォルズを拠点とするチョコレートブランド「Plush Chocolates(プラッシュチョコレート)」は三越限定で出店する。
もう一つのテーマは、ベルギーチョコレートの売り上げが毎年右肩上がりという背景から、「やっぱりベルギーが好き!」。「味わいはもちろん、製法やカカオにショコラティエそれぞれの思いやこだわりが詰まっていながらも、分かりやすく食べやすいベルギーチョコレートが銀座店のお客さまには好まれる」(銀座三越洋菓子担当)という。昨年初登場し好評だった「ブノワ・ニアン」をはじめ、「ジャン・フィリップ・ダルシー」「ピエール・ルドン」、さらには人気の高い「ピエール マルコリーニ」「ドゥバイヨル」「ゴディバ」などが登場する。
同店独自のテーマに沿ったチョコレートも登場。バレンタインならではの企画「コラボレーション」商品では、カカオ豆の選定、買い付け、焙煎(ばいせん)、製造と全てを自社で行うフランス「ボナ」と1979年創業の日本の皮革製品ブランド「ブルックリンミュージアム」による、レザーブレスレット付き「レザノーマジーク(1万1,550円)をはじめ、「フレデリック・カッセル」×「クリストフル」の銀製ブックマーカー付きチョコ、「アナ スイ」×「セバスチャン・ブイエ」のチョウチョ形チョコやハイヒール形チョコなどを販売する。
「セレブリティー」企画では、スペイン「カカオサンパカ」のほか、イギリス「プレスタ」「マーティン J シファーズ」、モナコ「ショコラトリー・ドゥ・モナコ」、オーストリア「デメル」など、同店でもなじみ深い世界のセレブリティーや王室公室御用達ブランドが登場。
国内ブランドでの注目は、バームクーヘンで知られる洋菓子ブランド「クラブハリエ」。バレンタイン商戦では、チョコレートガナッシュをマカロンでサンドし、オリジナルデザインをあしらったマカロンショコラを、関東では銀座三越限定で販売するほか、ワインを使ったチョコレートを銀座三越オリジナル商品として販売。同ブランドの3人のパティシエによる、個性の詰まったアソートボックスも展開する。
そのほか、フランスや日本などの個性やメッセージが詰まった「クリエーター」、ブランドの新旧を問わず新たなチョコレートの世界を追求する「老舗&素材」、形やパッケージなど見た目にかわいく、価格も手頃な「キャラクター」など多種多様なチョコレートをそろえる。
同店では来年1月29日(水)より17日間、バレンタインフェア「GINZA Sweets Collection 2014」を8階催物会場で行う。特設サイトの開設は1月18日(土)。
(デパチカドットコム)