三軒茶屋に3月19日、ラーメン店「AFURI（アフリ）」（世田谷区三軒茶屋2、TEL 03-3414-3800）がオープンした。経営はアイズ（神奈川県厚木市）。

　神奈川県・七沢温泉にあるラーメン店「ZUND-BAR（ズンドバー）」の姉妹店として2003年に1号店を恵比寿に出店してから6店舗目。スタイリッシュなイメージのラーメン店として話題を集めてきた。2月オープンの六本木交差点店に続くもの。

　「どの店を出す時も、目指すのは『この街の一部』になること。三軒茶屋は観光地ではなく生活の場。どっぷり地域に根ざしていきたい」と中村比呂人社長。

　「ZUND-BAR」を「これ以上の悪い立地はない」山奥でスタートし、長蛇の列を生み出した経験から、どこに出してもやっていけると出店の際の市場調査は今回を含め行っていないという。

　「味に魂を込めている。大人数でやってはいるが、例えば全店で使う水を毎日、神奈川県の阿夫利（あふり）山からくんでいたりするなど、根本にあるのは『手作り』。こだわって仕上げた渾身（こんしん）の一杯を、ぜひ味わってほしい」とも。

　店舗はカウンター19席のみだが、白壁に木製の床、大きなガラス窓とカフェを思わせる内装で、女性の一人客でも入りやすい雰囲気に。

　メニューは、鶏がら・魚介ベースのスープにユズが香り、あっさり食べられると人気の代表メニュー「柚子塩らーめん」（880円）のほか、つけ麺メニューやご飯物もなど。

　営業時間は11時〜翌5時。

（三軒茶屋経済新聞）

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