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2014年05月07日[愛知]

「オカザえもん」、観客の前でラーメン食す−ご当地ラーメン全国発売で

「オカザえもん」、観客の前でラーメン食す−ご当地ラーメン全国発売で

 中部地方を中心に麺類・調味料を製造販売する「寿がきや食品」(豊明市)は4月28日、「オカザえもんの岡崎八丁味噌(みそ)台湾ラーメン」を発売した。

 標準小売価格は190円(税別)。中部地方のスーパー、コンビニ各店のほか、ローソンとファミリーマートは沖縄県を除く全国で販売する。アマゾンや楽天市場などでも購入できる。

 丼型容器入りカップ麺で、内容量101グラム(麺65グラム)。「名古屋めし」の一つとなっている坦坦麺風の激辛ラーメン「台湾ラーメン」をカップラーメンで再現。2009年から同社が販売する「台湾ラーメン」に比べ辛さを押さえている。「八丁味噌を使うことでまろやかな味になっている。『オカザえもん』をデザインに取り入れるためお子さまをはじめ、どなたにも食べてもらえるようにした」と同社企画広報課マネジャーの谷藤隆司さん。

 5月6日はピアゴ上和田店(岡崎市上和田町)とアピタ岡崎北店(日名北町)に、同商品の販売を記念して「オカザえもん」と「すがきやスーちゃん」が来店した。スーちゃんは同社のシンボルキャラクターとして商品にデザインするほか、スガキコシステムズ(名古屋市中区)が出店するラーメンとスイーツの外食チェーン「スガキヤ」のキャラクターとしても認知度が高く、東海地方を中心に根強いファンが多い。2大キャラクターのそろい踏みとあって多くの買い物客が詰め掛けた。

 「オカザえもん」は同ラーメンのお薦めポイントなど恒例の筆談トークを展開したほか、ラーメンを食べるという挑戦も披露。口の開かない「オカザえもん」がどのように食べるのか、本当に食べるのか観客も興味深く見守った。

 右手で箸を持ち麺をすくうと、左手であごの部分を少し持ち上げて下の隙間から麺をすすった。観客からは笑いや拍手が起こり、珍しい光景を撮影する人も。

 撮影会では事前に整理券を入手した同商品購入客の列ができ、順番に「オカザえもん」「すがきやスーちゃん」と記念撮影をした。

 今月17日はイオン岡崎南店(戸崎町)で同様の撮影会イベントを行う。開始時間は11時と14時を予定。

(岡崎経済新聞)

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