創・食おいしいニュース
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2014年06月05日[愛知]
ご当地グルメ「岡崎まぜめん」初の土産商品に−東名美合PAなどで販売
岡崎のご当地グルメ「岡崎まぜめん」が持ち帰り土産用として初めて、6月9日から東名高速道路美合パーキングエリアなどで販売される。
「岡崎まぜめん」は汁なしの麺・なたね油「赤水」使用・「八丁味噌」使用など八カ条の定義を守った麺料理。和洋中ジャンルは問わず、現在岡崎市内37店舗で食べることができる。
「これまでは参加店やイベントに行って食べるしかなかったが、自宅や土産用に持ち帰って食べてもらえる」と吉田商事(豊橋市)広報担当の坂本剛一さん。
太めの半生ちぢれ麺で、2食入り680円。たれ付き、具はなし。「コンビニなどで売っているサラダを載せて食べるのがお勧め」と話す。外箱には「オカザえもん」があしらわれる。同麺は「オカザえもん」が好きな食べ物と公言するご当地グルメで、本人の許可を得て掲載した。
参加店100店舗を目指し2012年11月に始まったご当地グルメ企画「岡崎まぜめん」は店舗数に伸び悩みを見せており、給食や小売り商品などへの展開で認知を広める。「オカザえもん」は今年3月で岡崎アート広報大臣を退任したが、任期1年間の経済波及効果約42億5,000万円の力添えで同商品の売り上げアップにも期待がかかる。初年度2万個の販売を目指す。
美合PAのほか、名鉄東岡崎駅サンコス岡崎店、シビコ(康生通西2)内オカザえもんストアなどで販売する。
(岡崎経済新聞)