創・食おいしいニュース
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2014年08月16日[神奈川]
小田原で「桃のパイ」人気に−フル稼働で生産するも品薄が続く
小田原の洋菓子店「パティスリーガロパン」(小田原市成田、TEL 0465-876544)が販売している「桃のパイ」(453円)が人気となり品薄となっている。
桃をまるごとひとつ使用する同商品。オーナーでパティシエの岸慶太郎さんが、桃の商品づくりを続けてきた経験を生かしてオリジナルな手法を取り入れて開発。桃の旨みとパイの感触を融合させて仕上げている。
昨年の5月23日にオープンした同店。店名のガロパン(Galopin)とは仏語で「腕白小僧」「いたずらっ子」の意味。店を代表する季節限定商品として「桃のパイ」を売り出したところ反響が大きく、開店1時間で売り切れになる日か続いている。午後にも追加生産をするが品薄状態に変わりはない。ていねいに作る必要がある商品のため、1日の生産量をむやみに増やすことはできない状態だという。
岸さんは「夏の商品として多くの方々に味わっていただきうれしい。桃を吟味して仕入れているが、8月中は提供できそうなので、ぜひ味わっていただきたい」と呼びかける。
営業時間は10時〜19時。水曜定休。夏期休暇などはホームページで確認できる。
(小田原箱根経済新聞)