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2015年01月14日[岩手]

「福田パンのらすく」盛岡の新しいお土産に−発売から人気

「福田パンのらすく」盛岡の新しいお土産に−発売から人気

 福田パン(盛岡市長田町)のコッペパンを丸々使用した「福田パンのらすく」(350円)が、盛岡駅内のショップ「iwate tetoteto(てとてと)」(盛岡市盛岡駅前通1)で1月1日から発売され、人気になっている。

 同店を運営するJR東日本グループのジャスター(盛岡市盛岡駅前通1)が商品化し、発売開始から売り切れが続くほどの人気。味は、福田パンのあんバターに使われるバターを使用したプレーン、レモンの酸味が爽やかなはちみつレモン、お酒に合うガーリックバターの3種類。

 「ラスク好きの上司からの、福田パンでラスクができるのではないかという提案をきっかけに形にした。特にはちみつレモン味は、他にはない酸っぱさにこだわった」と同店副店長の花坂由美子さん。

 福田パンのコッペパンはしっとり柔らかいパン生地が特徴で水分が多いため、乾燥させラスクにするのが難しかったという。一目で見て「福田パン」と分かるように、丸々1個分のパンを形そのままにパッケージした。厚切りのラスクはサクサクとした食感で、食べ応えも十分。ふるさとの味である福田パンを味わってもらいたいと、帰省客の多い元日に合わせ発売した。ツイッターで話題になり買い求める客も多く、発売日から売り切れが続いた。

 「新しい、見たことがないと言って購入していく人が多い。これからも新しい味が出ると思うので、楽しみにしてほしい」と花坂さん。

 営業時間は7時15分〜21時。

(盛岡経済新聞)

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