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高知・らーめん工房「りょう花」、新グランドメニュー「鶏白湯」が話題に
全国に展開するらーめん工房「りょうか」高知インター店(高知市杉井流)が提供する新規グランドメニューの「鶏白湯」(とりぱいたん)ラーメンが地元を中心に人気を集めている。
昨年10月末に看板メニューをフルリニューアルし話題となった同店。強火で炊き込んだ鶏のうま味に生タマネギの甘みとシャキシャキの食感を加え、特製マー油をアクセントに利かせたスープに中太麺を絡ませる同メニュー。「見た目は豚骨スープのようにドロッとしているが食べると透き通った味で甘みがある」「今の味が好き」とファンを増やしている。
同店のこだわりは麺のコシ。スタッフが「30秒ルール」と呼ぶサービスは、麺が上がってから30秒以内に客に届けることを徹底している。麺が届くまでに客が席を離れ30秒を経過すると無料で作り直し提供するという。オーナーの佐々木さんは「少しでも出来立てのおいしいものを提供したい」と話す。
メニューは「鶏白湯(とりぱいたん)らー麺」(780円)、「鶏白湯味玉らー麺」(880円)、「鶏白湯チャーシュー麺」(980円)、「鶏白湯味玉チャーシュー麺」(1,080円)、「鶏塩らー麺」(650円)、「鶏塩味玉らー麺」(750円)、「贅沢(ぜいたく)のせ鶏塩らー麺」(880円)など。
現在の注文ランキングベスト5は、1位「鶏塩味玉らー麺」+ごはん=(800円)、2位「真麺」+炭焼き鶏をのせた贅沢玉子かけご飯=(690円)、3位「鶏塩らー麺」+特製鶏餃子=(850円)、4位「鶏白湯らー麺」+ごはん=(830円)、5位「塩味玉つけめん」+焼きおにぎり=(900円)。
佐々木さんは「期間限定で提供していた『鶏白湯らー麺』をグランドメニューに入れるのは最初不安だったが、変わらないと前に進まないと思った。最近では以前からの常連客にも『なじんでくると愛着のわく味』と言われる。一生懸命、りょう花ののれんを守っていく」と意気込みを見せる。
営業時間は11時〜15時。17時〜21時。毎月第3水曜定休。
(高知経済新聞)