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 アンティ・アンズは1988年にアメリカで創業し、現在世界23カ国・1,100店舗以上で展開している世界最大のプレッツェルチェーンだ。2010年11月18日(木)に東京・JR池袋駅東口直結の路面スペースに第1号店がオープンし話題を呼んでいる。アンティ・アンズのプレッツェルはドイツの伝統的な固いものとは全く異なり、焼きたてはサクッと中はフワッとした食感が特長だ。商品は店舗で手作りしており、成形から仕上げまでの作業工程をライブで見ることができ、焼きたてのプレッツェルが食べられる。オープンから2ヶ月以上経っての取材であったが、常に行列が絶えず店内は活気に溢れていた。

↑味のバリエーションも豊富
↑売場のすぐ横で生地の成形
 アンティ・アンズのプレッツェルはソフトタイプで、店内焼成の出来立てのものが提供されている。味のバリエーションも豊かで、プレーンなタイプの「オリジナル プレッツェル(220円)」からザクザクとしたアーモンドの香ばしさが特徴の「アーモンドクランチ プレッツェル(250円)」、甘すぎず上品なおいしさの「シナモンシュガー プレッツェル(250円)」など5種類の結び目型のプレッツェルに加え、ソーセージをプレッツェルの生地で包んで焼いた「プレッツェル ドック(320円)」もある。デップも2種類用意され、「オリジナル プレッツェル」につけて塩キャラメル風にもアレンジできる「キャラメル デップ(50円)」と「セサミ プレッツェル(250円)」によく合う「クリームチーズ デップ(50円)」 がある。
 アンティ・アンズではプレッツェルを成形するクルーを「ローラー」、焼き上げ担当を「オーブンパーソン」と呼ぶそうだ。プレッツェルの製法の特徴としては、焼成前に重曹液をくぐらせることだろう。アメリカオリジナルの生地量は120g。インターナショナルサイズとしては80gの規定があるが、大きすぎず・小さすぎずということで日本では100gとしている。
成形したものを重曹液にくぐらせてから焼成
↑焼成後バターをくぐらせる

 現在は注目の話題店ということで、行列が絶えないということもあり、1度に購入できる個数は1人5個までとしている。

 待望の2号店は、電気街としてだけでなく、近年はサブカルチャー発信地としても話題性の高い東京・秋葉原に2月25日にオープン。日比谷線秋葉原駅構内の駅地下ショップ「Metro pia(メトロピア)」の一角で展開するということで何かと話題になること間違いない。
 アジア地域では後発の日本出店となり、日本ではまだ馴染みの浅いソフトプレッツェル。プレッツェルジャパン株式会社では、今後も地域に根付き愛される店づくりを目指して出店計画をたてていくという。カジュアルで気楽に立ち寄れる店作りと、ライブ感のある売場・エンターテイメント性が今後もさらに注目を集めていくに違いない。
<アンティ・アンズ 池袋東口店>
豊島区南池袋 1-28-2
営業時間:10:00 - 21:00
年中無休
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