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![]() ![]() 地下鉄アレジア駅近くで立地は抜群
![]() シックな外観
日本では老舗フレンチのマキシム・ド・パリと提携し、出店を加速するドミニク・サブロン氏。2009年に本国パリに自分の名前をつけた「ドミニク・サブロン」を出店、話題となっている。場所はパリの南14区、地下鉄4号線、アレジア駅のすぐ近くである。
訪問したその日は丁度サブロン氏が店頭で接客の最中。少しでも時間があれば店頭で対応しているとのことであった。開店翌年の2010年にはパリのバゲットコンクールで3位に入賞するなど、パリでも大活躍のようである。
![]() 2010年バゲットコンクールで
三位入賞
パン、菓子、サンドイッチなどが並ぶ店内はいつもお客様で満員。元々パティシエ出身のサブロン氏だけに、店に入るとまずは、華やかなスイーツが並んだショーケースに目を奪われる。ホールのケーキやフルーツを使ったタルト類、さまざまな味が楽しめるマカロンなど多彩。特にマカロンの種類の多さには目を奪われる。
![]() サブロン氏が店頭に立つ
またボリューム満点のキッシュやサンドイッチ類、バゲットなどの食事パンも充実、パンはハード系を中心に約50種類もそろうという。
手軽に食べたり飲んだりするスペースを作りたいというサブロン氏の意向で、店内はバーカウンターやカフェ、テラス席も併設した大型店となっている。地下鉄駅のすぐ近くということもあり、地元の人で賑わっていた。まさにこの街にとってはなくてはならない存在として支持されているようである。
![]() 入ってすぐに
美しいスイーツ類が並ぶ ![]() マカロンがズラリと並ぶ
![]() 人気のキッシュ
![]() サンドイッチメニューも豊富
![]() ハード系のパンが並ぶ
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![]() ![]() 入り口脇にテラス席をおいたブレット&ローゼズ外観
パリ6区のリュクサンブール公園近くにある人気店ブレッド&ローゼズが2区に2号店をオープンした。場所はマドレーヌ広場近く、高級ブティックが立ち並ぶサントノーレ通りのすぐそばである。「手の届くぜいたくを目指す」というこの店は、テイクアウトは勿論、カフェスペースが広く、パンと料理の組み合わせが楽しめる。
平日の14時過ぎにのぞいてみると、店舗の多くを占めるカフェスペースは、オシャレなマダムたちがゆったりとランチタイムを楽しんでいた。店舗の奥の大きなショーケースには、こだわりのオーガニックのパンやキッシュ、野菜のタルト、デリなどがずらりと並び、テイクアウトできる。
![]() 店内は手前にカフェ奥がテイクアウトのショップコーナーとなっている
2号店はイートインスペースが60席と広く、生ハムとかぼちゃのスープ、きのこのキッシュなどオシャレなプレートが楽しめる。そのセンス溢れる盛り付けに目を奪われる。パンの盛り合わせ付きで1品20ユーロ前後ではあるが、見た目、味ともに満足できる。
ボリュームたっぷりのサンドイッチや、見た目も美しい人参のケーキなどこの店ならではのメニューにお客様がファンとなり、通っているようだ。
![]() 生ハムとかぼちゃの
スープのプレート ![]() きのこのキッシュと
サラダのプレート ![]() 料理にはパンの盛り合わせがつく
![]() オテル・ド・クリヨン出身のフロアマネージャー
高級感漂う店内は、ホールサービスには5つ星ホテルのオテル・ド・クリヨン出身のマネージャーをスカウトするなど、これまでのブーランジェリーとは一線を画す。デリカテッセン&ブーランジェリーという新しいタイプの店として、ますます人気となりそうだ。
![]() 具だくさんのキッシュ
![]() きのこたっぷりのキッシュ
![]() パッケージもロゴ入り
![]() ボリューム満点のサンドイッチ
![]() 人気の人参のケーキ
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![]() ![]() カール・マルレッティ氏
![]() グレーを基調にしたシックなカールマルレッティ外観
![]() 宝石箱のようなショーケース
今、パリで最も注目を浴びているパティスリー「カール・マルレッティ」をご紹介しよう。場所は「パリの胃袋」と親しまれている5区のムフタール通りの南である。マルレッティ氏は元オペラ座脇のカフェ・ド・ラ・ペでシェフ・パティシエを務めていたという経歴の持ち主。
店舗外観はグレーを基調にしたシックなたたずまい。中に足を踏み入れると、オシャレでハイセンスなディスプレイに驚かされる。ショーケースには華麗なケーキが並び、まるで宝石箱のようだ。芸術作品のようなケーキはマルレッティ氏ならではの独創性に溢れ、見ているだけで幸せな気分になる。訪問した日は丁度日本の雑誌が独特のモンブランを取材中であった。マルレッティ氏の人なつっこい笑顔と、オリジナリティ溢れるケーキは誰をも魅了する。エクレアもマルレッティ氏の手にかかるとこんなにもオシャレになると感動させられる。完成度の高い商品、センス溢れる店舗、そしてホスピタリティと、三拍子揃ったこの店は、今後ますます注目を浴びると思われる。
![]() 美しいケーキに目をうばわれる
![]() エクレアもオシャレ
![]() 人気のケーキ
![]() 宝石のようなケーキが並ぶ
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![]() ![]() PAULの定番朝食メニュー
マドレーヌ広場で存在感を示すのは日本でもお馴染みの高級食料品店「フォション」である。今回行って驚いたのは一階の惣菜や食材、そしてパン売り場にも、イートインコーナーが充実。美しく盛り付けられたデリ、チーズ、生ハムなどをその場で食べることができる。また、パリ最大の百貨店ギャラリー・ラファイエットのグルメコーナーも、物販だけでなくイートインコーナーや、インストアが併設され、多くの客で賑わっていた。いずれも手軽にその場で味わいたいというお客様に対応したものであろう。
![]() フォションのイートイン
コーナーでひと休み
ランチタイムなどを手軽に済ませたいお客様に対応するブーランジェリー&パティスリーが増えているようだ。昼からガッツリではなく、立ち食いでもなく、手軽にランチを楽しむには価格的にもブーランジェリーのカフェはピッタリである。こうした店はバゲットなどの食事パンだけでなく、サンドイッチやキッシュ類も充実しており、その場で食べられるようイートインスペースを併設している。
実際、日本でも展開しているPAULは、パリの街あちこちで見かけたが、朝早くから観光客や地元の人々で賑わっていた。6区のサンジェルマン・デプレの店はテイクアウトは勿論、カフェコーナーは常連客で賑わい、存在価値を示していた。お客様の日々の生活にどのように貢献していくのか、パリのブーランジェリー&パティスリーの役割も変化しているようだ。
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